Uber Eats (ウーバーイーツ)をはじめとするフードデリバリー配達パートナー(配達員)では、自転車・原付・バイク・軽車両による配達が可能です(一部では徒歩配達も可能)。
その中で、自転車はいちばんメジャーな配達手段なのではないでしょうか。
本記事では、フードデリバリー配達におすすめの自転車について紹介します。
自転車で配達するメリット
自転車で配達するメリットは以下の5つです。
- 手軽に稼働を始められる
- 維持費が安い
- 駐車禁止がない
- 一方通行がない
- 歩行者用信号に従い手押しで横断歩道を渡ったり、徐行しながら歩道を走ることも可能
では、詳しい内容を見ていきましょう。
1. 手軽に稼働を始められる
フードデリバリーの配達パートナー(配達員)として自転車で配達するメリットの1つ目は「手軽に始められる」ことです。
原付で配達する場合、運転免許証、自賠責保険証、ナンバープレート、プロフィール写真が必要になります。
軽自動車やバイクでの配達(125cc超)の場合、原付のときの書類に加えて、車検証or軽自動車届出済証、任意保険or自動車共済証書が必要になってきます。
自転車で配達する場合、身分証明書とプロフィール写真を登録するだけで始められます。
自転車なら運転免許証を取る必要もなく、手軽に始められるのがメリットだと思います。
2.維持費が安い
自転車で配達する2つ目のメリットは「維持費が安い」ことです。
原付、バイク、軽自動車やで配達する場合、1年間にかかる維持費が6万円~15万円ほどかかってしまいます。
自転車の場合、保険と消耗品と修理代を多く見積もっても年間2万円程度です。
筆者は自転車を利用して配達していますが、年間の維持費は5千円~1万円だと感じています。
自転車は他の乗り物と比べ維持費が安いのがメリットだと思います。
3. 駐車禁止がない
自転車で配達する3つ目のメリットは「駐車禁止がない」ことです。
バイクなどを利用していると駐車禁止区域に配達することがあると思います。
駐車禁止区域だと駐車する場所を探すのに時間を取られたり、場合によっては駐車料金を払うこともあります。
自転車は駐車禁止がないためスムーズに配達することができます。
商品の受け取り先や受け渡し先でスムーズに動けることがメリットだと思います。
4. 一方通行がない
自転車で配達する4つ目のメリットは「一方通行がない」ことです。
バイクなどで配達していると、一方通行の標識があることによって道を通れないことがあります。
このことが原因で配達に遅れが生じたりします。
自転車の場合、一方通行がないため通る道に悩むことなく配達できることがメリットだと思います。
5.歩行者用信号に従い手押しで横断歩道を渡ったり、徐行しながら歩道を走ることも可能
自転車で配達する5つ目のメリットは「交通ルールに従うことで横断歩道を渡れたり、歩道を走ることが可能」なことです。
バイクで歩道を通ることも可能ですが、そのためにはエンジンを切ってから押して歩くなど条件を守らなければ違反になります。
また歩道の幅や歩行者の人数によっては、他の歩行者の妨げとみなされ違反扱いになるためバイクで通れないこともあると思います。
自転車で配達する場合、歩行者用信号に従い手押しで横断歩道を渡ったり、徐行しながら歩道を走ることも可能になるため、配達時間が短縮し、多くの注文をこなせるため収入が増える可能性があります。
自転車で配達するのに必要な準備
自転車で配達するのに必要な準備には、下記のようなものがあります。
- 帽子・ヘルメット
- 冬の装備
- 手袋
- 日焼け対策
- 雨の日対策
- 防水ジャケット
- 暑さ対策
- 空調服
- 保険
では、詳しい内容を見ていきましょう。
帽子・ヘルメット
帽子は日差しが強い日に被ることで視界が保つことができるので役に立ちます。
ヘルメットは万が一の事故に備えて被っておくと安心です。
手袋
冬の時期に役立つのが手袋です。
冬に長時間配達をしていると、寒さで手が痛くなってきます。
手袋があると冬でも長い時間配達することが可能になるので準備しておきましょう。
防水ジャケット
雨の日に役立つのが防水ジャケットです。
雨の日は普段より高額なクエストが発生するので、稼ぎたいと考えている人にとって防水ジャケットは必須です。
防水ジャケットがあれば、視界も良好になり安心して配達することができます。
空調服
暑い日に役立つのが空調服です。
空調服とは、取り付けられているファンから服の中に外気を取り込み、汗を蒸発させて身体を冷やし、涼しく快適に過ごすための製品となっています。
空調服があれば暑い日でも快適に配達することができます。
保険
配達パートナーとして稼働していると、配達中に事故や怪我をする可能性があります。
Uber Eats には「対人・対物賠償責任」と「傷害保障制度」があります。
予期せぬ事故に遭ってしまった時、配達パートナーの助けになるので安心して配達することができます。
自転車保険について、詳しくは下記記事をご参考下さい。
自転車での配達スタイル3パターン
自転車でのはいたつスタイルは、大きく分けて下記の3パターンがあると思います。
- バッグを背負う
- バッグを後ろかごに入れる
- バッグを前かごに入れる
では、詳しい内容を見ていきましょう。
1.バッグを背負う
フードデリバリー配達パートナー(配達員)の配達スタイルとして、もっとも一般的なのが「バッグを背負うスタイル」だと思います。
筆者はバッグを背負いながら配達しています。
その理由は、整備されていない道でも安定して運ぶことができると感じているからです。
さらに安定して運ぶためにバッグ内に隙間を作らないように工夫もしています。
その他の理由として、配達先に着いた時、注文者に商品をスピーディーに渡せると考えているためバッグを背負うようにしています。
しかしデメリットもあります。
バッグを1日中背負っていると肩が凝るし、大量の商品を運ぶ場合とても重いため疲労が溜まります。
2.バッグを後ろかごに入れる
自転車で配達する場合、「バッグを後ろかごに入れるスタイル」があります。
バッグを後ろかごに入れるメリットは、重みを感じず快適に配達ができることです。
デメリットは、こぼれやすい商品に弱いことです。
バッグをかごに入れていると、道の振動が伝わりやすいため商品がこぼれてしまう可能性があります。
3.バッグを前かごに入れる
自転車で配達する場合、「バッグを前かごに入れるスタイル」もあります。
バッグを前かごに入れるメリットは、後ろかごの場合と同様に重みを感じず快適に運ぶことができたり、バッグが前にあることで安心感もありそうです。
デメリットは、ハンドル操作が難しいことやバッグの大きさによっては視界を遮られることです。
「バッグを背負うスタイル」と「かごに固定するスタイル」のどちらが合うかは個人の好みだと思うので、自分に合ったスタイルで配達しましょう。
おすすめの自転車
配達に使用する自転車には、以下のようなタイプがあると思います。
・ママチャリ
・クロスバイク
・ロードバイク
・折り畳み自転車
・電動自転車
では、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。
ママチャリ
フードデリバリーの配達パートナー(配達員)の自転車としてもっとも一般的なのが実は「ママチャリ」だと思います。
ママチャリのメリットは価格の安さです。安いものだと1万円以下で買えたり、フードデリバリーの配達パートナー(配達員)を気軽に始めたい方にオススメです。
なお、ママチャリのデメリットはスピードが遅く、疲れやすいことです。
クロスバイク
2つ目におすすめめする自転車は「クロスバイク」です。
クロスバイクのメリットはスピードが速く、耐久性もあるため長く使うことができます。
クロスバイクのデメリットはママチャリに比べると少し価格が高いことです。
ロードバイク
3つ目におすすめめする自転車は「ロードバイク」です。
ロードバイクのメリットは車体が軽いため疲れにくく、スピードも出ます。
デメリットは価格が高いことと、前傾姿勢になりやすいため商品が崩れる可能性があることです。
折り畳み自転車
4つ目におすすめする自転車は「折り畳み自転車」です。
折り畳み自転車のメリットは、持ち運びが可能なので自分が住んでいない地域でも配達が可能なことです。
自分が住んでいる地域では注文が入らないため、注文が多いエリアで配達したいという方におすすめです。
折り畳み自転車を使う場合は、輸行パックがあると便利です。
輸行パックとは折り畳み自転車を収納するための袋で、輸行パックがあると折り畳み自転車が運びやすくなります。
デメリットとして、折り畳み自転車の多くがタイヤが小さく、スピードも出ないため疲れやすいです。
電動自転車
5つ目におすすめする自転車は「電動自転車」です。
電動自転車のメリットは、走行をアシストしてくれるので快適に配達することができます。
高収入を得たいなら電動自転車がおすすめです。
クロスバイクタイプ、ミニベロタイプ、ママチャリタイプ、子乗せママチャリと種類も豊富なので自分の好みや配達スタイルに合わせて選べるのもメリットです。
デメリットは、価格が高いことです
価格が高いので初期投資が多くなりますが、稼働を続けるのならすぐに元が取れます。
まとめ
- 自転車で配達するのは手軽にといったメリットがある
- 予算があるなら電動自転車がオススメ。初期投資は高くても配達効率が上がり元が取れる。
- おすすめの車種ベスト3は下記
- クロスバイクタイプ
- ミニベロタイプ
- ママチャリタイプ
- 保険に入るのを忘れずに
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