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Uber Eats や出前館やWoltのフードデリバリー配達パートナー(配達員)が入っておくべき自転車保険

woman in beige corporate clothes holding black folder Uber Eats (ウーバーイーツ)
Photo by Mikhail Nilov on Pexels.com
この記事を書いた人
やまりく

東京でUber Eats 配達パートナーをしています

はじめに
Uber Eats では配達員ではなく配達パートナーと呼びます。また、配達パートナーは個人事業主として業務を受託しており、Uberとの雇用関係はありません。

Uber Eats や出前館やWoltをはじめとするフードデリバリー配達パートナー(配達員)として稼働する際に気になるのが、事故に遭った時です。テレビでも配達員の事故が報じられているのを度々目にします。もしもの事故に備えて保険に加入することで、安心して配達することができると思います。

本記事では、フードデリバリー配達パートナー(配達員)が入っておくべき自転車保険について紹介します。

【これは危ない!】フードデリバリー配達パートナー(配達員)に起こりうる自転車事故の原因

それではまず、どんなときに事故が起こりうるのかについて次の6つのケースを例にとって説明します。

  • 一時停止場所不停止
  • 信号無視
  • 右側走行
  • 安全不確認
  • 夜間にライトを点火せず運転
  • 運転中のスマホの操作

では、詳しく見ていきましょう。

一時停止場所不停止

交差点の手前や横断歩道の手前など一時停止の標識があるところでは自転車も必ず停らなければなりません。
配達を急ぐがあまり、一時停止の標識を見落としたり無視したら事故につながります。
一時停止線では必ず止まって安全確認をしましょう。

信号無視

運転中にスマホを操作していたり、配達を急ぐがあまり信号を無視すると事故につながります。
運転中はスマホを見ずに、どんなに急いでいても信号は必ず守りましょう。

右側走行

自転車は車道の左側端を通行しなければなりません。
配達先まで近道だからといって、右側走行しないようにしましょう。

安全不確認

安全確認せずに停止中の車を避けようとしたり、曲がり角を曲がろうとすると事故につながります。
自転車を運転する時はしっかりと安全確認をしましょう。

夜間にライトを点火せず運転

Uber Eats の配達員をしていたら、夜に配達する場合もあります。
その際、ライトを点火せず運転していたら道路交通法違反になりますし、事故にもつながります。
夜間はちゃんとライトを点火して安全に配達しましょう。

運転中のスマホの操作

筆者が配達中にもっとも見かけるのが、自転車の運転中にスマホを操作している配達員です。
運転中のスマホ操作は道路交通法違反になりますし、事故にもつながります。
スマホホルダーなどを自転車に取り付け、安全確認を怠ることなく配達しましょう。

配達中の事故を補償する保険はフードデリバリー各社から既に提供されている

配達中(業務中:リクエスト受けてからお店に行ってピックアップし、配達完了もしくはキャンセルで終了するまでの間は、Uber Eats や各社から無償で提供される保険でカバーされます。)

Uber Eats には「対人・対物賠償責任制度」と「障害補償制度」の2つがあります。

対物賠償責任制度とは、事故によって相手や相手の物品に損害を与えた場合において保険金が出る補償制度です。

例えば、配達中に歩行者にぶつかって怪我を負わせてしまった場合や、車とぶつかって相手の車に損害を与えたときに適用されます。

補償額は上限1億円で、自己負担金はありません。

障害補償制度とは、予期せぬ事故で怪我した場合により入院や手術をした場合に保険金が出る制度で怪我の治療にかかる費用を負担してくれます。

例えば、配達中に車とぶつかって自分が怪我を負ったときや、お店から商品を受け取る時に料理をこぼし、自分が火傷をした場合に適用されます。

  • 障害補償制度の補償額
  • 医療見舞金は最大50万円
  • 死亡見舞金は1000万円
  • 葬式費用は最大100万円
  • 後遺障害見舞金は最大1000万円
  • 入院見舞金は7500円で最大60日間適用
  • 配偶者、被扶養者見舞金は15万円で最大3人に適用

労災保険の特別加入が可能に!

さらに2021年9月から国の労災保険に加入することでもカバーされるようになりました(こちらは自費)

ー労災の補償内容ー

・療養補償(療養に必要な費用)

・休業補償(給付基礎日額の6割を休業4日目から支給)

・傷病補償年金(給付基礎日額の1級313日分から3級245日分の年金)

・障害補償年金(給付基礎日額の1級313日分から7級131日分の年金)

・障害一時金(給付基礎日額の8級503日分から14級56日分の一時金)

・介護補償(介護費用<上限あり>)

・遺族補償年金遺族の人数に応じて、給付基礎日額の245日分から153日分の年金

・遺族補償一時金(給付基礎日額の1000日分の一時金)

・葬祭料(給付基礎日額に応じて42万円から150万円)

(参考URL:一人親方労災保険組合 自転車・原付配達員特別加入部会 https://rousai-hoken.jp/fd

なお、労災保険に関して詳しくは下記記事をご参考下さい。

配達以外の時間の事故はカバーされないので自分で保険に入る必要がある

配達以外の時間=家から稼働エリアへの移動中、待機中(アプリがオンラインでもリクエストを取ってなければ配達以外になる)ので自分で保険に入る必要があります。
現在、多くの自治体が主導となって加入義務化が進んでいます。

その他の課題

他にも、次のような課題について、不安や懸念をお持ちの方もいるかと思います。

  • 配達中の事故であっても車両保険や施設賠償責任保険は提供されないので自分で入る必要がある
  • 配達中の事故において国の労災保険やフードデリバリー各社から提供される補償だけでは物足りない・不安である

これらを解決するにはどうしたらよいのでしょうか?

任意保険に加入すれば解決!おすすめの自転車保険をパターン別に紹介

これまで説明した課題、不安や懸念点は、任意保険に加入することで解決します。

本章ではパターン別に、おすすめの自転車保険を説明します。

パターン1:配達以外の時間だけカバーする保険

配達以外の時間だけカバーするおすすめ保険は、オリックス生命の「医療保険 新CURE(キュア)」です。

おすすめの理由は、保険料が加入時から上がらず病気や怪我による入院手術を一生涯保証してくれるからです。

費用は25歳の場合1,311円です。

ー保障内容ー
・疾病入院給付金(日帰り入院から保障)

・災害入院給付金(約款所定の手術を受けたとき何度でも保障)

・先進医療給付金(先進医療による療養を受けた時や先進医療給付金が支払われる療養を受けたとき)

※最新情報や詳細は公式HP( https://www.orixlife.co.jp/medical/n_cure/ )でご確認いただきますようお願いいたします。

パターン2:配達中と配達以外の両方をカバーする保険

おすすめの自転車保険は、au損保の「Bycle Best」です。
おすすめの理由は、自転車事故に加えてアウトドアや自宅での身近な怪我も補償してくれるため安心です。

費用は月々780円からです。充実した補償内容なのでおすすめですよ。

ー保障内容ー
・加害事故を起こした時の保障
・自身の怪我の保障
・事故の被害にあった時の保障
・自転車が事故により自力で走行できなくなった時の自転車ロードサービスカーによる搬送

※最新情報や詳細は公式HP( https://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/ )でご確認いただきますようお願いいたします。

万が一の時、労災保険と任意保険(+自賠責保険)のどちらを使うべきか?

まず、万が一の事故に遭った時、任意保険(+自賠責保険)と労災保険は併用できますが、「支払調整」によって2重取りはできないようになっています。

しかし、労災保険から支給される「特別支援金」などは社会福祉的観点から拠出されているので支払調整はされず、もらった分だけお得になります。
せめて「特別支援金」だけは労災保険からの支給を受けないと損をすることになります。

つぎに、万が一の時、労災保険と任意保険(+自賠責保険)のどちらを使うべきかについてですが、ケースバイケースと言えます。

最初は相手方保険会社が治療費を負担していたケースでも、途中から労災保険に切り替えるということも不可能ではなく、そのような場合の対応も途中から労災保険が治療費を負担したり、遡って治療費の全額を労災保険が負担したりということもありえます。

このように選択肢が多数存在しているため、自分だけでは判断できないので専門家に任せるのが一番いいと思います。

(参考URL:https://www.koutsujiko.jp/column/p033/

まとめ

本記事ではフードデリバリー配達パートナー(配達員)が万一の事故に備えて入るべき保険について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?

エッセンスをまとめると次のようになります。

  • フードデリバリー配達パートナー(配達員)は自転車保険(任意保険)に必ず加入すべき
  • 配達以外の時間に起こりうる自転車事故をカバーするのは必須
  • フードデリバリー各社から提供される保険は配達中にしか適用されない
  • 既にデリバリー各社の補償や労災でカバーされている配達中の事故であっても、任意保険を上乗せすることでより手厚い補償にすることができる

正しく無駄なく保険を選択し、安心・安全な稼働ができるような環境を整えるために、本記事の内容が少しでもお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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